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2024.09.05
【キタコレ!】お風呂俳優 髙﨑俊吾の銭湯日記Vol.54 スカイツリーを見上げて整う~押上温泉 大黒湯~
スカイツリーを見上げて整う~押上温泉 大黒湯~
台風などの発生も多くなってきて、少しづつ秋の訪れも感じ始める昨今、皆様はお元気にお過ごしでしょうか。私は、日差しが強く、サングラスを手放せない日々を過ごしています。改めまして、お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記です。
今回ご紹介するのは、東京のシンボル、スカイツリーでお馴染み、押上駅にある押上温泉 大黒湯さんです。
こちらの大黒湯さんがあるのは、錦糸町駅と押上駅の間なのですが、このエリアは人気なサウナも多く、特に錦糸町はサウナーの方がよく降り立つ地だったりします。駐車場も3台分あったりと、便利です。
暖簾をくぐると、薬湯の予定表があります。日替わりになっているので、毎日のように楽しめます。
店内はこんな感じ。
オリジナルのTシャツが売っていたり、また、9月には人気アニメ「吸血鬼すぐ死ぬ2」とのコラボも予定しているなど、若者にも大変に人気があります!
券売機でチケットを購入。入湯料は、8月1日より値段が改定され、都内一律550円となりました。サウナ料金は、浴室によって変わります。男性は、奇数日は露天風呂のある浴室で370円。偶数日は炭酸泉のある浴室で300円です。取材日は奇数日だったので、露天風呂のある浴室を堪能しました!
さて、浴室へ。ここからは公式HPの写真を拝借します。
脱衣所です。受付で渡されるロッカーキーのロッカーを使用します。ドライヤーは無料で利用できるのがありがたポイント!天井にシーリングファンがあり、とても快適な温度を維持してくれます!
浴室内はこんな感じ。
左右の浴室を跨いで大きな富士のペンキ絵が描かれています。また、隔てた壁の上には、江戸切子のグラスが飾られており、江戸の下町の風情を感じることができます!カランは20箇所。シャンプインリンスとボディーソープは備え付けです。シャワーの温度が熱く、最初慣れるまで少し時間がかかりました!
さて、浴槽は内湯に3つ。
こちらは、ジェットバスのついた浴槽です。座風呂、ボディーマッサージ、スーパージェットで強さも違うものが楽しめます。こちらの浴槽はお湯の温度も高めに設定されていました。
こちらは日替わりの薬湯。取材日は青色の浴槽となっていて、クール感の強い夏にぴったりのお風呂でした。温度もちょうど良く、最初に入るのに良いかもしれません。
こちらは歩行風呂。深めに設定されていて、一角には足ツボが設置されていたりと、体のメンテナンスをお風呂の中で行うにはぴったりの広々とした浴槽です!
さて、露天風呂はこんな感じ!
とても雰囲気が良く、壁の高さは木を使用することであまり窮屈に感じることもありません。すごい気持ちいいです!
さて、サウナはというと。
こちらが遠赤外線サウナ。温度は95度ほどで、7,8人入れるでしょうか。部屋は薄暗く、テレビがついていて、秘密基地感があり、ワクワクします。また、露天風呂側の浴室には、よもぎスチーム塩サウナもあります!
湿度が高く、蒸気でいっぱいの室内。温度は50度ほどですが、体の中に暖かい蒸気が取り込まれることで、体の内部から温まることができます。また、声をよく使う職業柄、このスチームサウナは喉にもいいのでかなり重宝していたりします!塩は、すぐに体に塗り込むのではなく、軽く汗をかいてから塗り込むのがベスト!気持ちのいい時間を過ごせました!
さて、水風呂は2箇所あります!
ほぼ一人用の水風呂です!他の人と触れ合うことなく、水風呂で冷やすのにおすすめ!
そしてもう一つがこちら。
露天エリアにある厳選水風呂。こちらは3,4人入ることができ、そして外気に当たりながら入れるので、気持ちいいです。空が高く、開放感抜群!
さて、休憩はどこでしようかなと思っていると…、おやおや、露天エリアに階段を発見。登った先には何があるんでしょうか。
なんとハンモックや寝そべられるチェアなど、休憩スペースとなっておりました!これは最高!蚊取り線香が炊かれていて、その匂いもいい雰囲気を醸し出してくれてます。そしてそこから見えるのが!
もちろん、スカイツリーです!こちら、昼間はこんなにはっきりと、夜になるとスカイツリーがネオンに光ってより一層幻想的になります。まさかスカイツリーを眺めながら休憩できるなんて。これは一見の価値ありですよ!
さて、お風呂から上がるとコーヒー牛乳です。受付で170円で販売していました。
お風呂上がりのスッキリした顔でパシャリ。
ということで、今回ご紹介したのは押上温泉 大黒湯さん。サウナ人気エリアにおいても、人気が衰えることがないのは、やはりお客さんに楽しんでもらいたいという店主の心遣いを感じるからでしょう。こちらの大黒湯さんは、スカイツリーによる地域の再開発によって常連さんも激減。そこから、お客さんにどうやったら楽しんでもらえるかという試行錯誤の末、2014年にリニューアルし、現在のように出来上がりました。なるほど、だから痒いところに手が届くような満足感なんだなと感じました。スカイツリーに遊びに来る際には、ぜひ足を運んでみてください!
今回の探索人
髙﨑俊吾
X(旧Twitter):https://twitter.com/shun5tksk1112