ヒマつぶし情報
2022.05.15
男子―!?女子―!?そうでない人ー!?
めがねー!?コンタクトー!?裸眼ー!?レーシックー!?
【問題】
この独特なコール&レスポンスがライブの定番となっている、女性アーティストといえば?
【答え】
そう、
aikoさんです。
あぁ…歌う姿が神々しい…
これは何の写真かと申しますと、aikoさん初のオンラインライブ『Love Like Rock vol.9〜別枠ちゃん〜』の際のスクショです。
オンラインでもaikoさんのLIVEを観ることできた喜びと、あまりの美しさにスクショの手が止まらず、素敵な写真がまだまだあるので、この記事の中で大放出してまいりますね。
私の大好きな番組『関ジャム』で、ついに(やっと)aikoさんが特集されるということで、ついついテンションが上がり、この場を借りてaikoジャンキーの皆さまとこの喜びを共有できたらと思い、職権を乱用してヴィレヴァンのホームページで記事を書くことにいたしました。
重度のaikoジャンキーの方々からすると、私なんてまだまだ軽症かと思いますが、お付き合いいただけますと嬉しいです。
思春期はずっとaikoさんと共に
出会いは小学生でしたが、一番長い時間aikoさんの曲を聴いていたのは中学時代でした。
テストの勉強する時には、いつもaikoさんを聴いていました。
特に社会や理科など、暗記物は『このアルバムが終わるまでやろう』と決めてやっていたので、良い成績で中学卒業できたのはaikoさんのおかげと言っても過言ではありません。
その結果、テスト中の私の頭のなかは、ずっとaikoさんが流れてました。
理科のテスト中、いつの間にか身体がノッていたようで、学年一恐い見た目性別不明な陸上部顧問の理科の先生に睨まれていたことは忘れません。ちなみに先生は、あたしンちのユズヒコ似でした。
高校時代は、たくさんaikoさんのLIVEに行くことができました。
その当時の彼氏が、私なんかよりもどっぷりaikoジャンキーだったんです。高校生ながら、しっかりaikoさんのファンクラブ〈Baby Peenats〉へも入会していました。
ふたりでお揃いのaikoさんの歌詞画を携帯の待ち受けにしていましたし、最初のデートへの誘い文句すら『aikoのライブのチケット余ってるんだけど、一緒に行かない?』でした。
しれっと言ってみましたが、
『歌詞画』
この単語でエモい気持ちになった方は、きっと同世代だと思います。
みーーーーんな集めていましたよね?!
これです。これなんですよね。
BUMP OF CHIKENさん、YUIさん、大塚愛さん、嵐さん…
当時の私たちが熱狂したアーティストさんの曲の歌詞が用いられた大量の歌詞画が、今もなおネット上に残っています。
そういえば、メル画やポエム画なんてものもありましたね。
画像を探しながら、あまりの懐かしさに、思わず何度か叫んでしましました。
たくさんの歌詞画ある中でも、特にaikoさんの歌詞画ってものすごく多かった気がします。
一体それは何故だったのか考えてみると、
aikoさんの曲の"歌詞の響き"が理由ではないかと思うのです。
こんな歌詞どうやって思いつくんやろ
私が個人的に、こればグッとくる歌詞だと思う曲を2曲だけ挙げさせていただきます。
完全なる独断と偏見でチョイスさせていただいております。
彼の落書き
アルバム『暁のラブレター』の2曲目。
片思い中のさまざまな気持ちが詰まった曲なのですが…
今日もやっぱ連絡はない きっと忙しいんだと思ってみたり
とうていクリア出来ないゲームを 願掛けするつもりでチャレンジしたり
明日こそは電話のベルが大きな声であたしのこと呼び出します様に
落ちぬ取れぬ消えぬあなたへの想いは正に
体中の落書きみたい
こすって赤く腫れてしまうから今すぐ
その手でぎゅっと強く包み込んで
彼の落書き 作詞:AIKO 作曲:AIKO
片思い中特有の、
どうにもできないもどかしい気持ちは "とうていクリアできないゲーム"
消そうとしても消えない想いは "体中の落書き"
いや…
なんて素敵な表現なのでしょうか…
『好き』という単語無しで、
こんなにも心に刺さる歌詞を書いてくださるaikoさん、好き。
シャッター
アルバム『彼女』の1曲目。
この曲は学生時代、何度も聴きました。
切りすぎた前髪右手で押さえて少し背を向けた
嫌われたくないから
うつむくあたしをからかったあなた
今はそれもあたしの夢の中だけ
シャッター 作詞:AIKO 作曲:AIKO
すべての思春期女子が外見で最も気にするポイント。
そう、前髪です。
前髪が気になって気になって仕方がないお年頃は、誰もが一度は通ってきているはず。
気になる人の前では、一生触っていた気がします。
"切りすぎた前髪"という言葉で、一気に自分の経験や感情とリンクして、
否が応でも情景が浮かび、ちょっと苦しくなるくらいに共感してしまいます…
ただのいちファンである私が、こんなことを言うのはおこがましいですが、
aikoさんの書く歌詞は、ありきたりではない言葉で、
心に広がり伝わる独特な"響き"がある、ような気がしています。
本当に、耳で聴いても、目で見ても、素敵な歌詞しかないなぁと思います。
後悔していること
私のaikoさんに関する記憶は、どれも素敵な記憶ばかりなのですが、
唯一なんとなく苦い記憶があります。
それは大学時代に、あるサークルの新入生歓迎会と呼ばれるもので、
『カラオケで何歌うの?』と聞かれたので、『aikoとかかなぁ?』と返答した時に
その場にいた男女から、
『え、男子ウケ狙ってる感じ?』
『へぇー、サバサバしてそうなのに意外。』
という感じの反応をされたので、このサークルの人々の人生と自分の人生は相容れることはきっと無いであろうと感じ、一次会で颯爽と帰宅した記憶です。
私は、この行いを大変に後悔しております。
帰宅するのではなく、そこにいる全員に説くべきでした。
aikoさんの曲の魅力を。
aikoさんの素晴らしさを。
確かに、aikoさんの『カブトムシ』が"女性にカラオケで歌って欲しい曲ランキング"なるものにランクインしたり、恋や愛をテーマとした歌詞の曲も多いので、aiko好き="恋愛脳女子"的なイメージを持たれていたのかもしれません。
もちろん、恋愛をしている時にaikoさんの曲を聴くと、心に刺さりすぎて涙が出てしまうことがあるのは事実です。
ただ、何よりも言いたいのは、
私がaikoさんの曲を最高だと感じる大きな理由は"旋律の美しさ"だということです。
唯一無二の音たち
私が個人的に、これは最高すぎる旋律だと思う曲を2曲挙げさせていただきます。
いや、2曲だけを選ぶのは、ホントにしんどかったです…
青い光
アルバム『夢の中のまっすぐな道』の1曲目。
上記を再生いただくと流れるのはサビ部分なのですが、私が最も好きな部分は、冒頭。
突き抜ける程 晴れた日
青い光 作詞:AIKO 作曲:AIKO
まるで、窓から光が降り注ぐような、眩さのあるメロディ。
もう、これは、美しすぎて…
初めて聴いた瞬間に、鳥肌が立ったことを鮮明に覚えています。
個人的には、聴くだけでなんとなく心が浄化される感すらあります。
夏が帰る
アルバム『BABY』の5曲目。
もし聴いたことがないという方は、一度聴いてみていただきたい。
タイトルを見ずに曲を聴いたとしても、夏だ!!!となる圧倒的清涼感。
自転車のCMで使われていたということもありますが、
河川敷を立ち漕ぎで爆走しながら思わず叫ぶ学生が目に浮かぶ、疾走感溢れるサビ。
私は気持ちを盛り上げたい時、無理やりにでもやる気を出したい時に、この曲を聴きます。
aikoさんの書く歌詞が魅力的なのはもちろんなのですが、それだけでなくて、
aikoさんの生み出す美しすぎるメロディと、aikoさんの唯一無二の歌声、
すべてが合わさると…
もう、あれです。
すごいんです。
最高なんです。
(語彙力が死にました。)
長々とお付き合いいただきまして、
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、心より御礼申し上げます。
少しでも『分かる~~!!!!』ってなってくださった方がいらっしゃったら本望です。お友達になってください。
これで思い残すことなく、関ジャムの放映を待つことができそうです…
今からワクワクが止まりません…!
こんな記事を書いていたら、行きたくて行きたくてたまらなくなりました。
それがー!?
LIVEー!!!
King Gnuの井口さんのラジオでのカブトムシデュエットをリアタイできたことを誇りに生きています。