ヒマつぶし情報
2017.11.30
【これがアダチスタイル】足立区発ユニット「IKAZUGOKE」って何だ!?
【これがアダチスタイル】足立区発ユニット「IKAZUGOKE」って何だ!?
「高校生ラップ選手権」や「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日系)など、
今や社会現象化しているヒップホップカルチャー。
“一億総ラッパー時代”としてメディアで特集されるほどですが、
東京は足立区発の“ヒップホップみたいな”女性ユニットについては皆さんご存知でしょうか?
その名は『IKAZUGOKE(イカズゴケ)』
年頃は“あらかたサーティ”ぐらいかとお見受けするユニットの名は「IKAZUGOKE(イカズゴケ)」。
「日本のヒップホップはいとうせいこう以前に存在した!?」
という偽史にもとづき、
1970年代の東京・足立区で発生したという
設定のヒップホップのような音楽「アダチスタイル」をプレイしています。
歌・ラップ・コント・紙芝居・罵倒(!?)……、
あの手この手で繰り出される「アダチスタイル」に
じんわり中毒者続出中の「IKAZUGOKE」。
実は、北村早樹子さんと飯田華子さん、
普段はそれぞれソロでライブをしている2人の課外活動だったりします。
音楽活動を越えたオールラウンダー!
高校生の頃から歌をつくり始めたという北村早樹子さんは
シンガーソングライター。
映画への楽曲提供やコラム執筆、独特のライフスタイルも話題となった
「アウト×デラックス」(フジテレビ系)や
KINCHOのCM出演、近年は演劇作品に役者としての参加も多数!
そして、紙芝居パフォーマーやマンガ家として活動を行う飯田華子さん。
エロス溢れる大人向けからご家庭でも安心安全な子供向けまで、
幅広い作風の段ボール紙芝居を自作し巡業。
持ち前の艶やかな声と人生を感じさせる味わい深いイラストで観客を魅了しています。
そんな二人ががっつりタッグを組んでついに…!
2017年11月1日、1stアルバム「IKAZUGOKE」をリリースしました。
「母に感謝」、「プカプカファック」、
「カズノコ天井」、「座敷牢の女」などのオリジナル楽曲と偽回想トーク、
さらにブックレットには楽曲と連動した架空の雑誌記事や事件簿が並び、“読み物”としても異常な熱量が込められています!
事ほど左様に多彩な2人ですが、その“素顔”も気になった編集部。
少し前に、下北沢のビールが飲める「本屋B&B」で開催された
「石丸元章×北村早樹子×飯田華子『本日、東京拘置所から参りました!』」に潜入しました。
今回は「IKAZUGOKE」としての出演ではありません。
しかし、東京拘置所の年に1度の解放日をテーマに選び、
ゲストに同拘置所にゆかりの深い石丸元章さんを招聘するあたり、目の付け所がシャープです・・・。
1stアルバムにコメントを寄せているノンフィクション作家の上原善広さんのお言葉通り、「ロリータ風なのに老成している」北村さんが司会的立ち位置で会場を巧みにムードメーク。
「セクシー風なのに童女のような」飯田さんが、商社OL時代を語って笑いを誘う一幕も。
とにかく、2人の口から飛び出す(絶対書けない)
固有名詞の数々に類い稀な才能を感じます。
ぜひ、今回のアルバムに結実したライムにてチェックを!
そして最後に
イベントの終盤、石丸さんから「IKAZUGOKE」の活動に対し、
「ダークなきゃりーぱみゅぱみゅみたいな感じで、逆輸入されて人気出るかもよ」との発言も飛び出しました。
引き続き、編集部で追っかけていきたいと思います!!
記事元
キタコレ!
レポーター名:みなぱん
レポータープロフィール:IKAZUGOKE大好き!